トルネードJr.(7日目)

ジュニア活動7日目は、結構ハードな一日となりました。Tornadoes Jr 002.jpg

朝8時に朝食後、ポートランドまでの3時間の旅に備えて、トレーニングに向かう途中、セーフウェイというショッピングセンターで、あま~いドーナッツとド リンクを購入、そして予定通り11時からトレーニング。
そして二人だけの中身の濃いトレーニングが終わったら、サブウェイに駆け込み、サンドイッチを買いました。

それからは、3時半に目標のポートランドへ着く為にひたすら南下。
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途中、トルネードも良く立ち寄った休憩所で短いトイレタイムを取っただけで、あとはただただ・・・

そして予定通り、ポートランドへ着いたら、ボルケーノーズのアキヤマさんと日本への留学を希望している地元の高校チャンピオンのご家族と会い、さあNBA ポートランドブレイザーズのゲーム観戦と館内ツアーへ。
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二人とも初めてのNBA、しかもフロアーまで案内してくれたり、VIP待遇で会場に入れてもらったり、選手の入場口を通らせてもらったりと、ビックリ続き のツアーに、目が白黒してました(笑)
良い経験になったと思います。

NBAのゲームが終わったのは10時、それからアキヤマさんをご自宅にお送りし、そのままシアトルへ・・・
3時間の道のりの途中、ちゃんと二人は後ろの席でおとなしくZZZZZでした。
朝8時から、興奮しっぱなしの1日、よほど疲れたんだと思います。
子供らしい二人にホッとしました。

そして到着は、夜中の2時。
熟睡していた二人は、嫌な顔もせず、そそくさと自分の部屋に行って、すぐにベットイン。
甘えを出さない二人に心の中で「偉いぞ」って伝えました。

追加
今日の一日は私にとっても大きな一日になったかもしれません。
シアトル(ECBA)で午前中に、子供たちのトレーニングを受けて、その夜にはNBAのゲーム観戦。
それは、指導者のバスケット指導力と、子供たちのスキル理解力とが、そのままNBA(WNBA)という未来へ繋がったような感じでした。

一つ一つバスケットに必要な技術を教えてくれるJayコーチ(ECBA所属)、そのトレーニングにしっかりとついていけてる二人、一つの種目をダラダラやることなく、次々にこなしていく。
その光景を見てると、ロサンゼルスオリンピックの時に、マイケルジョーダンの事を「コーチの要求を何でもこなせる選手」とボビーナイト監督が言った言葉とダブル。
日頃、日本のスクールで行ってる練習に、この二人が頑張って、素直に挑戦している、その経験がアメリカでもそのまま活かされているということになる。

私は今、NBA選手個々を見る見方が変わりました。
以前は、やはりNBA選手ともなるとセンスが違う、元々持ってるものが違うなんて勝手な自分の常識でとらえていたのが、「あっ!この選手こんなステップ開発したんだ」「あのシュート結構練習したんだろうな」なんて、もって生まれた物やセンスというより、目標に合わせたトレーニングをしっかりやってきたんだ、というような見方になりました。
目標を決めて、日々精進する。
NBA選手も、NBA選手になるまで、そうやって努力してきた。
日本人選手もそうすればいい。

二人のお陰で、日本人の未来が段々リアルに見えてきます。

ありがとうユウタ・ヒナコ